整体あれこれ

余計に痛い

こんにちは

中村橋整体院、黄田浩祥です。

アメブロでいつもブログを書いていましたが、これからHPで書くことにしました。

 

さて

他の整体院で、患部を強く押され、余計に腰が痛くなったクライアントさんが来院されました。

「良くなれば」と、施術と称したゴリ押しに耐えていたのですが、あまりに辛くて2回でギブアップ

痛みが変わらないどころか、「余計に痛くなった 😳 」と泣く泣く訴えられました。

その後、当院で施術を受け、なでるような柔らかい刺激に「全然違う」と驚き、痛みが緩和されたことにも2度驚き、ただただ、安堵されていました。

未だに「強く患部を押せば治る」、と思い込み「患部を痛めつけているだけ」の勉強不足な整体院があることにビックリしました。

消費者庁によると、平成21年9月1日から平成29年3月末までに寄せられた、医業類似行為の手技による施術で発生した事故の情報が、1483件に上るとありました。

(引用元:消費者庁「法的な資格制度がない医療類似行為の手技による施術は慎重に」

 

手技の内容別の事故件数において、整体は1483件中467件と堂々の1位!

これでは、「整体に行くと余計に悪くなるから行かない方が良い」と言われても反論できません。

10年後、「整体」という職業が、あるかどうかさえ疑問です

事故増加に伴い、治療院業界では、事故を無くすために、強い刺激から、より刺激の少ない安全な施術法に変わりつつあります。

理解しやすい解剖生理学の教科書も増え、民間資格向けの座学勉強会も増えてきました。

それもこれも、

  • 「安全に施術を行いクライアントさんに喜んでもらう」
  • 「整体という誇りある職業が世間に認められ、これから先も生き残っていく」

ためには必要だからです。

そして、施術に必要なのは強い力ではなく

1人1人に合う適度な刺激。

ただ、強い力で患部をグイグイ押す行為は、何も考える必要はないです。簡単です。

その結果、防御反応が働き、クライアントさんの心と身体は緊張して、施術を受け入れられなくなってしまうでしょう。

一度、防御態勢になった心と身体を緩めるのは、本当に難しいです。人は見た目が9割なんて本がありましたが、施術もリラックスが9割と思います。

適度な刺激が良い証拠に、体に与える刺激や神経の興奮における、有名な「アルントシュルツの法則」があります。

この法則によると

「弱い刺激をすることで神経機能を喚起し、中程度の刺激で神経機能を興奮させ、強い刺激は神経機能を抑制し、最強度の刺激で静止するという法則」

とあります。

(引用元:ウィキペディア:ブリューゲル・アルントシュルツの刺激法則

乱暴に言えば、強い刺激は神経伝達が悪くなり改善しない、ということです。

だから、一人一人に合った「強くない」かと言って「弱すぎない」適度な刺激で神経機能に働きかける必要があるのです。

  • 最初に習った整体が、強く押すやり方なので、そのまま変えずに続けている
  • 強い刺激の方が治る

という施術者もいるのでしょうが、施術も時代に合わせ変わり続けています。

勿論、変わってはいけない部分もありますが、合わせられる部分は合わせるべきです。

事実、流行っている整体院は時代に合わせて変わり続けています。だから流行っているのです。

このまま、医療類似行為での事故が増えると、本当に整体という素晴らしい職業の存続が危ぶまれるかもしれません。

セミナーや勉強会に参加するなりして、新たな知識と技術を手に入れ、クライアント様のお役に立ち、心から喜んでもらえるよう、お互いに精進して参りましょう。

腰痛・肩こりでお悩みなら中村橋整体院